年末年始の休みや、卒業旅行などで冬のヨーロッパ旅行を計画しているという方も多いのではないでしょうか。
冬のヨーロッパはかなり冷え込むので、事前に防寒の用意をして行くことが旅行中に体調を崩さないためにも重要です。
そこで今回は、冬のヨーロッパを快適に過ごすための服装について紹介していきたいと思います。冬にヨーロッパに行くという方は必読です!
もくじ
【冬のヨーロッパ】適切な服装って?防寒はどうする?
ヨーロッパで生活・旅行した経験のある筆者が行っているヨーロッパの冬の防寒についてお伝えしていきたいと思います!
冬の季節に訪れたことのある国
ポーランド・チェコ・イギリス・ベルギー・フランス・オランダ・スペイン
年によって差はあると思いますが、スペイン(バルセロナ)は2月頃に行った際、そこまで寒い!!とは感じませんでした。
他の国は11月~3月頃に行きましたが、かなりしっかり防寒して行きました。
観光で街歩きをしていても、寒すぎてすぐカフェを探してしまいます笑
冬のヨーロッパへ行くという方、寒さ対策として是非参考にしてみてください!
上半身
気を付けているのはしっかり防寒と温度調節ができるような服装にしておくという点です。
昼間は比較的暖かったのに、夜にはぐんと冷え込むという気温差や、室内の暖房と屋外の寒さの寒暖差がよくあるので、調節できる服装が良いと思います。
・帽子
頭や耳を、冷えた空気から守ってあげましょう。
日本にいるときは防寒面での必要性を感じたことは無かったのですが、初めてヨーロッパで冬を過ごした時に、頭ってこんなに冷えるのか!と驚きました。
帽子を被るだけで暖かさが結構変わります。
・マフラーやネックウォーマー
首元も寒さからしっかり守ってあげましょう。
マフラーで口元や耳まで巻いてあげると暖かいです。
・高機能インナー
私の中での冬場のインナーは断トツでヒートテックがお気に入りです。
特に超極暖!ノーマルのヒートテックよりもかなり暖かいです。
ヒートテックはもう私にとっての必携アイテムです。
・ニット
冬場はインナーの上に、ニットを着ることがほとんどです。
マフラーも首に巻くのですが、より暖かくしたいので首元まであるタートルネックが多いです。
・ダウンやフリース素材の上着
氷点下を下回る気温の日や風が強い日は、コートやダウンだけのアウターではまだまだ寒いと感じるので、アウターの下から薄手のダウンジャケットやフリース素材のジャケットを着ます。
外はかなり寒いヨーロッパですが、レストランや列車などの屋内は暖房が効いていて暖かいことが多いです。
そのため簡単に温度調節ができるように、着脱しやすいアウターを重ね着するようにしています。
・アウター
アウターには様々な種類があると思いますが、ダウンが軽くて暖かいので、ダウンをよく着用します。
コートももちろん良いと思います!
ショート丈よりも、おしり辺りまでをカバーできるロング丈のほうが暖かいのでお勧めです。
・貼るカイロ
私にとってヒートテックと並ぶ、冬のヨーロッパを暖かく過ごす必需品です。
暖房の効いた室内に入って暑くなった時に温度調節ができるよう、着脱できるアウターに貼るようにしています。
貼る場所は、肩甲骨の間あたりやロング丈のアウターを着ている時はおしり辺りに貼ります。(意外とおしりって寒くなってしまうんです!)
下半身
冬にヨーロッパで過ごす際、ボトムスは、靴下・タイツまたはレギンス・スキニーの3種類を履いています。
・パンツ
女性だとスカートやワンピースを着たいと思う方もいるかもしれませんが、私は断然パンツをおすすめします。
風が入ってしまい、とても寒く感じてしまうからです。
現地でも、スキニーやジーンズなどのパンツスタイルの女性がほとんどです。
裏起毛や防風加工のジーンズやスキニーだとより暖かいのでおすすめです。
・タイツやレギンス
スキニーやジーンズの下から、タイツやレギンスを履いておくとかなり暖かいです。
私はいつも、ユニクロのヒートテックシリーズを愛用しています。
ヒートテックのタイツやレギンスなどを履いてから、スキニー・ジーンズを履くようにしています。
特に風が強い日は、ボトムス1枚だけでは耐えられません。
・靴下
靴下もヒートテックシリーズを使っています。
ヒートテックではない靴下とヒートテック靴下ではやはり寒さの感じ方が変わります。
もちろんユニクロのヒートテック以外にも、暖かい靴下は色んな種類が販売されています。
おしゃれなデザインと暖かさを兼ね備えた優秀な靴下です。
・足用の貼るカイロ
観光や街歩きなどで、長時間外にいるという日は足用の貼るカイロをプラスします。
足や手などの末端が冷えやすいと思うので、足用の貼るカイロで足先を少しでも暖めておくと体感温度が全然違うのでおすすめですよ!
【冬のヨーロッパでの服装】ちなみにこんな感じです!
1月のポーランド・ワルシャワ
かなり見づらいですが、上着はヒートテック・ニット・フリース素材のジャケット・ダウンジャケット・マフラーです。
写真では外していますが、風が強くてかなり寒かったので手袋もこの日はしていました。
ボトムスは、ヒートテックの靴下・ヒートテックのタイツ・スキニージーンズ・足用の貼るカイロで防寒しています。
2月のフランス・パリ
この日は太陽が出ていて昼間はポカポカでしたが、夜は冷え込みました。
上着は、ヒートテック・ニット・ダウンジャケット・コート・マフラー・貼るカイロで防寒しています。
ボトムスは、靴下・ヒートテックのタイツ・スキニージーンズ・足用の貼るカイロで防寒してました。
【冬のヨーロッパでの服装】防寒以外には何を準備したらいい?
寒さ対策はばっちり!
ここからは、他に気を付けることや準備しておくと良いものについてお伝えします!
足元(靴)
ヨーロッパの街の多くは、平坦なアスファルトではなく石畳であることが多いです。
特に旧市街やお城など、古くからの伝統的な建築物がある人気の観光スポットはほぼ石畳です。
せっかくの旅行なので、おしゃれをして素敵な写真をたくさん撮りたいですよね!
ですが、石畳の道が多いので細めのヒールなどはかなり歩きづらくなってしまいます。
また街歩きがメインの観光になることが多く、かなり歩くこともあると思うので、私の経験からは履き物はスニーカーが一番だと思います!
現地の方はブーツなどが多いので、履き慣れているものがあればブーツもお勧めです。
雪がよく降る国や都市へ行くという方は、トレッキングシューズでも良いと思います。
雪が降っていなくても、解けた雪が再び凍り、地面に氷ができていることもあるので、滑らないよう気を付けてください!
常備薬も忘れずに
しっかり防寒していても、寒暖差や疲れで体調を崩してしまうことはありますよね。
あれ?体調崩しそうだなと思ったら早めに対応ができるように、日本から使い慣れている風邪薬や解熱剤なども忘れず持っていきましょう。
乾燥対策
空気もとっても乾燥しているので、のどもイガイガしやすいです。
こまめなうがいや水分補給、キャンディー(のど飴)などを活用して乾燥から喉を守ってあげてください!
私は喉からすぐ風邪をひいてしまうので喉スプレーを必ず持っていきます。
よく濡れタオルを部屋に干すことで乾燥を和らげたりしますよね。
部屋というよりも、ピンポイントで喉を加湿したいという方にはこちらがおすすめです。移動の機内などでも使えるのでいいですよ◎
【冬のヨーロッパでの服装】さいごに
ということで、今回は冬のヨーロッパでの服装について紹介しました!
冬のヨーロッパは綺麗な街並みに雪化粧、クリスマスマーケット、オーロラなど夏とは違った魅力があります。
厳しい寒さに負けず素敵な旅になるよう、しっかり寒さ対策をして楽しんでください!
少しでも参考になってくれたら嬉しいです。